F1-3注水断念 (2011.03.17 20:38)
本日午前9:48頃から、燃料プールの空焚きが懸念されている、F1-3に対し、自衛隊のヘリコプター2機は計4回のわたって注水しました。注水量は一回当たり7.5トン、合計30トン。
事前の放射線レベル調査で、上空1000フィート(約300m)で4.13/h上空300フィート(90m)で87.7/hだった。この数字を見ると、この付近一帯がかなりの放射能が漂っており、これらが風で各地に運ばれているといえる。
TVで見る限り、注入する筈の海水は多くが建物の周辺や上部に撒き散らされ、燃料プールには入っていないように見える。
果たして効果のほどは?
今後評価して、F1-4にもヘリによる散水を行なう予定。
自衛隊員の被曝限度は100mSvで、昨日改定された原発作業員の500mSvとは大きく違う。これも縦割り行政の現れか。
今後、警視庁機動隊による、F1-3に対する陸上からの注水が始まる。
建屋にあいた穴からピンポイントで注水の予定。建屋から50mの距離から注水可能。放水は1〜2分間。この放水車は通常は、デモ隊などの過激派に対して使われるもの。
F1-5,6も燃料プールの温度が上昇中。現在60〜63度Cでなお上昇中。