「注文画面で注文」方法

今まで、暗号化されないページへのリンクを表示していましたが、セキュリティー強化の為、こちらのページを使って下さい。

https://main-nsc.ssl-lolipop.jp/members_order/order_form/order1.html

新機能 「最近注文した事のある商品から選択」登場!

 

こんな人におすすめ

 ● カタログを見て商品を決めているから、簡単に入力するだけで注文したい

 ● 変更や追加をいつでも簡単にしたい

 ● 購入履歴を残したい。確認できるようにしたい

 ● とにかくスピーディに注文したい

 

注文方法 (簡単なので、とりあえず試してみても大丈夫です)

  • [注文番号で注文]画面を開いて必要な情報を入力して、「注文入力」ボタンをクリック。
  • 注文連番、数量を入力。1個の場合は、個数欄は未入力可
  • 入力内容を確認して「品名を確認する」ボタンをクリック。入力欄が足りない場合は、一度先に進んでから、追加してください。
  • 内容が間違っていない事を確認し、「注文を確定する」ボタンをクリック。間違っている場合は、ブラウザの機能で元に戻って修正
  • 「注文が完了しました」と表示されたら終了。
  • 「注文済み商品を確認する」ボタンをクリックして正しく登録されているか確認

 

最近注文した事のある商品から選択   New!

  • 注文入力画面で、「注文した事のある商品を表示」ボタンをクリック
  • ​その週の商品の中から、WEB上に履歴の残っている商品が表示されます
  • あとは、数量を入れて、「注文」ボタンをクリックするだけで、注文完了。

注意:

必ず数量を入れて下さい。間違い防止の為、空欄のままクリックした場合は、無視するようになっています。

念のために、最後に「注文した商品を確認」ボタンで正しく登録されているか確認して下さい。

 

注文の確認、変更

  • [注文番号で注文]画面で、会員情報などを入力した後、「注文内容確認」ボタンをクリック(他の所にもボタンが設置されています)。
  • 数量を変更する場合は、数字を変えて、「数量変更」ボタンをクリック(今週の合計金額が変わった事を確認して下さい)
  • キャンセルする場合は、「削除」ボタンをクリック(意図しない削除に注意)
  • 「数量変更」「削除」後は、画面が更新されますので、最終の内容を確認して下さい。
  • 商品を追加したい場合は、「追加」ボタンをクリック
  • 締め切り時間を過ぎた場合は、ボタンをクリックしても受け付けないようになっています。

 

確認メールが注文用紙提出日、17時以降に届きます

登録のアドレス(インターネット注文用)に届きます。届かない場合はお問い合わせください。

注:インターネット注文にご登録いただいたメールアドレスにお送りします。緊急連絡用のメールアドレスにはお送りしません。ご登録が無くても、注文はお受けできますが、内容の確認メールをお送りすることができませんので、ご注意下さい。

 

注意して下さい

  • 締め切りは、各会員様の注文用紙提出日、17時です

追加、変更、キャンセルは、会員様ご自身がこの時間までにこのサイト上で行って下さい。

  • 「注文を確定する」ボタンの押し忘れに注意

入力が完了したら、必ず「注文を確定する」ボタンまで進んだ上で、注文確認画面で注文を確認してください

一週遅れ配達商品、予約商品等の金額も合計金額に計上されます。配達週のお買い上げ合計金額が分からない場合は配達週を確認し、ご自身で計算してください

  • たねまき号数・配達日の間違いに注意。

ご自身で確認してください。

  • 会員番号と電話番号が一致している場合に、注文を受け付けます

氏名、メールアドレスの入力欄は、基本的には使用しませんが、問題があったときの確認に使用しますので、できるだけご記入下さい。

 

注文方法

(株)名古屋生活クラブの注文方法は、5種類あります。

 

1. インターネット注文 (登録が必要)

ネットショッピングのような感覚で、商品を選びながらショッピングカートに入れて注文できます。詳細

 

2. 注文画面で注文 (登録不要) 締切当日17時までなら追加、変更、キャンセルが画面上で簡単にできます

画面上に注文を入力して、登録ボタンを押すだけ。詳細

 

3. OCR用紙で注文

商品配達時にお届けするOCR用紙に記入して、配達員にお渡し下さい。

 

4. FAXで注文

専用のFAX注文用紙にご記入いただき、FAXで送って下さい。裏表の間違いなど、FAXが届いていない事がありますので、必ず電話でご確認下さい。

 

5. 電話で注文

電話で、注文番号をお伝え下さい。

 

注文時間について

注文は、17時までお受けする事ができますが、夕方は混み合いますので、できるだけ配達曜日の15時までにご注文いただきますようご協力をお願い致します。

 

注文内容の確認

1.2.4.でご注文いただいた場合、注文内容をメールで返信する事ができます(概ね朝夕2回処理します)。返信先のメールアドレスは、1.のインターネット注文にご登録いただいたアドレスになりますので、必要な方はご登録下さい。

2.の場合は締切曜日の17時以降に確定の注文内容が送られます。

漬物本舗 道長さんのかんたん「梅ぼしの作り方」

◆材料 (梅干)

生梅
1 kg
150 g

 

 

◆材料 (もみしそ)

赤しそ
300 g
60 g
白梅酢 60cc

 

 

●漬け方

  1. 水に浸す(青梅の場合は12時間程度。梅の熟度によって時間を加減する。完熟の場合は3時間程度)
  2. 水の中で転がすように梅を洗い、水をよく切り、きれいな布巾で水分を拭き取る
  3. 塩を入れたボールに生梅を少しずつ入れ、塩粒で表面にキズが付くように転がしポリ袋に移す。これを繰り返す
  4. 最後に残った塩を入れ、袋の空気をよく抜いて封をする
  5. 2, 3日経ったら袋の空気をさらに抜き、封をしなおして袋の上下の向きを変える。

●しそのもみ方

  1. 枝付きの根は切り落としてから水洗いをする
  2. しそ葉を摘み取り、もう一度水洗いして水を切る
  3. レジ袋にしそ葉と塩をいっしょに入れ、袋の口をしばりよく振り混ぜ合わせ、10分ほど置く
  4. 3.をボールに入れ、よくもみ、アク水をしっかりしぼる。
  5. 二回目で白梅酢を加え、梅酢が紅色になるまでしそ葉をよくもむ(今度は梅酢を捨てない)
  6. 漬け梅といっしょに袋に入れる(漬け梅としそを交互にいれる)

●干し方

  1. 梅を取り出してザルに並べて、しそは梅酢をよくしぼり、団子のまま天日干しする(午前10時頃までに)梅酢の入った袋も陽にあて、殺菌する
  2. 午後3時ごろ、梅としそをふたたび梅酢の入った袋にもどす。
  3. 4, 5日経ち、晴天の日にふたたび,陵徇里播憩干しをする
  4. 今回で干しあげとし、梅酢にはもどさず、別の容器に移す。保存は冷暗所で

 

* 赤梅酢の利用法

赤梅酢は貴重な調味料です。工夫次第でいろいろに使えます。

1.しば漬

刻んで塩漬けしたきゅうり、なすの水をよくしぼり、赤梅酢を加えてできあがり

2.ドレッシング

赤梅酢に少量のしょうゆと食用油を赤梅酢の半量ほどを加えてできあがり

3.焼肉のタレ

赤梅酢に少量のしょうゆとすりごまを加えてできあがり

4.その他

煮物などの隠し味に。おかゆにスプーン1杯加えても

ぬか漬け (スタッフの方法)

ぬか漬けの作り方は、こちらをご覧ください。(夏の野菜冬の野菜

 

ここでは、スタッフが自宅で作っている方法をお伝えします。

 

外山

・水を抜くのは大変なので、乾物を漬けたりしないで、ぬかを足して調整します(贅沢に捨てる)。

・毎回、野菜の重量の4%の塩を計って入れています(塩ずり+野菜の周りのぬか床に混ぜる)。野菜に入りきらない塩がかなりあるので、おそらく6%ぐらいになっている。

・冷蔵庫には入れないで、年中室温に置いています(自然の温度変化で、菌が変化するのを高めるのを楽しむ)。

・塩分が高めなので、漬ける時間は短くしています。キュウリなら、1〜2時間でも結構美味しく食べられます。

・しばらく放置しても気にしない。1ヶ月以上放置しても、手を入れれば数日で回復します。

・味がおかしくなっても、その変化を楽しむ。余計な菌が増殖して変な臭いがしてきたら、塩分を高めにすると回復する事が多い。

 

漬物の主要な菌は、耐塩性の乳酸菌です。塩分が少ないと、雑菌の割合が高くなります。いろんな菌がぬか床にいる状態を保ちつつ、バランスが崩れない状態をイメージしながら、ぬか漬けを楽しんでいます。

 

※常温では、雑菌の繁殖も多くなるので、塩分を高くする必要があります。道長さんの話しでは、昭和のぬか漬けは、塩分が10%ぐらいあったそうです。これでは塩分の取りすぎになってしまうので、冷蔵庫に入れる方が確実です。

ぬか漬けのコツ(冬の野菜)

道長さんに教えてもらったぬか漬けのレシピです。

 

大根

大根は大きいし、それ自体水分がとても多いものです。そのままぬか漬すると、ぬか床の寿命をおとしてしまいます。そこで・・・

・太目の大根は半分か1/4に縦割りにします
・大根と同量の塩水(3〜3.5%)で一晩下漬け(ポリ袋に入れ、空気を抜いておけばOK)
・大根の水気をふき取って・『つけ太郎ぬか』に漬け込みます
漬けあがりの目安12〜24時間

 

かぶ

・かぶを適当な大きさに切って、塩ずりをしてぬか床に漬けこむ。

・葉は『キャベツ・白菜』の要領で。

 

冬にぬか漬けをする場合、とくにおすすめなのがかぶ。かぶを漬けるとぬか床がぐっとおいしくなります。

 

ぬか漬けをおいしく続ける秘訣:
季節のいろいろな野菜を漬ける
ぬか床を長期間放っておかない
ときどき水分を抜き、新しい米ぬかを追加する
ぬか床を扱うたびにその味を確かめる
夏は『なす』、冬は『かぶ』を漬けるとぬか床がおいしくなります

ぬか漬けのコツ(夏の野菜)

道長さんに教えてもらったぬか漬けのレシピです。

 

きゅうり

・まな板の上できゅうりに塩をふり、ゴロゴロしながら『板ずり』します
・きゅうりの表面にじゅうぶんにみどり色の水気がでてきたら『ぬか床』に漬け込みます
・漬けあがりの目安6〜12時間

 

なす

・ナスは手の平に塩をのせ、摩擦させながら塩ずりします。
・ナスのへたの部分は残して半分に切れ目を入れ、残った塩を間にはさみ・『ぬか床』に漬け込みます
・漬けあがりの目安12〜24時間

 

にんじん

・にんじんは大根ほど水気は多くありません。縦に適当な大きさに切ってから塩ずりし、そのままぬか床に漬
けこみます。

・一晩でじゅうぶん漬かります

 

キャベツ

・キャベツは葉が硬く、そのままでは漬けにくいため、あらかじめ食べる大きさに切り、丈夫なポリ袋に入れる。
・重さの3%の塩を加え、よく振って混ぜ、ポリ袋の空気をできるだけ抜き、輪ゴムで封をしておく。
・3時間ほどして、ポリ袋の空気をさらに抜き、輪ゴムで封をしておく。保管は冷蔵庫で一晩。
・キャベツを袋から取り出し、フキンで水気をとる。
・ぬか床に6時間ほど漬け込む
・ぬか床から取り出し、さっと洗ってできあがり

 

ぬか漬けをおいしく続ける秘訣:
季節のいろいろな野菜を漬ける
ぬか床を長期間放っておかない
ときどき水分を抜き、新しい米ぬかを追加する
ぬか床を扱うたびにその味を確かめる
夏は『なす』、冬は『かぶ』を漬けるとぬか床がおいしくなります

注文書ダウンロード方法

注文書pdfのダウンロード時に、IDとパスワードが必要です、今まで通りご入力下さい。

この画面は2ヶ月をめどになくなり、完全移行します。
(会員様にやっていただく作業はありません)


注文書「たねまき」ダウンロードページへ

 

2016/6/17

ほうれん草のマグロ巻きわさびドレッシング

ほうれん草 任意
まぐろ 任意
わさび 適量
長ねぎ(白い部分) 少々
なたね油 大匙1と1/3
大匙1と1/3
醤油 小匙2
 
1 2 3
ほうれん草はサッと湯がいて、水気を絞り2cmに切る。 長ねぎ(白い部分)は3cmの細切りにして冷水にさらし、よく水気を切る。 まぐろは薄くそぎ切りにし、1切れずつほうれん草と長ねぎをのせてクルッと巻く。
4
を器に盛り、なたね油・酢・醤油・わさびをよく混ぜ、まわしかける。

 
 

メモ

  • 今からの季節、ほうれん草もねぎも美味しくなります。手絞りのなたね油の風味がすべての素材の良さを引き出してくれる一品です。

注文書「たねまき」ダウンロード

 5種類ある注文方法をまとめたページはこちら

● HP上の注文画面で注文 詳細

登録不要!会員であれば、いつでも簡単に注文や、変更、削除ができる便利な機能ができました!

   注文サイトへ    開かない場合はこちら

番号を打ち込むだけ

 購入履歴も見れる(注文画面で注文した週のみ)

  合計金額の確認もできる※

   シンプル画面でサクサク注文!

    以前の注文商品から選択可能

 

※一週遅れ商品の金額も計上されていますので

こちらはご自身で確認してください。

※価格訂正などが反映されない場合も

あるため、あくまでも参考とお考えください。

 

会員番号は、納品書の名前の前に書いてある5桁の数字です。最初の0も必ず入れて下さい。

 

● FAX注文  全号共通の手書き注文書FAX注文の場合は必ずこちらをご利用下さい)
以下の点ご注意ください。

  • 〇月〇、会員番号、氏名を忘れずに記入する。※氏名など書かれていないことがあります。
  • FAXの際、送信面が正しいか確認する。※白紙で受信することがあります。

 

   数量限定 得々品コーナー  

 

 

インターネット注文をご利用いただくと、数量限定のお得商品がご覧いただけます。

更新はメールでも配信中

 

登録方法は コチラ

 

スマートフォンで、たねまきが閲覧できない場合      

        こちらを参考にお試し下さい。

      

   

自然体験

2014年10月4週号に掲載したコラムです。

 自然体験と聞くと、そんなのどこでも出来るじゃない、と思う方は幸せな方。私のように名古屋で子育てしている人間にとっては、子どもを自然に触れさせることは難しく、公園で虫取りするのが関の山。自然に触れなくても生活できてしまい、なくても別に不便じゃなく一日が過ぎて行く。でも、おそらくそれってあんまり良くないよな〜という思いもあって、そんなことをふと口にしたのがきっかけで、縁あって春と初夏の2回、有機農園で自然体験させてもらえることになった(残念ながら生活クラブの生産者さんではありません)。
せっかくの機会なので、友人親子を誘い子ども達が大勢で遊ぶことになった。この農園は敷地が広く、なだらかな山の南面をうまく利用した農園で、山から沢水が流れ込むのを利用して池を作り、田んぼに水を引き入れている。山に囲まれた土地なので、早く日が陰ってしまう部分もあり一見不利にも思えるが、そこには日光が少なくても育つ植物を植えるなどの工夫がされ、頭の上には果物を育て、実を守るためにかぼちゃも地面に置きっぱなしにせずツタを少し高い所に這わせ、地面には大根・ごぼうなどの根物やキャベツなどの葉物を育て、ふきやわらびなどの山菜も育て、野の花も育て、空間を立体的に有効活用した、子どもの絵本から飛び出してきそうなとても美しい農園だ。当然農薬も使っていないから、蝶、バッタ、イモリ、カエル、ドジョウ、メダカ、ヘビ、ウグイス、ツバメなどの生き物がいっぱいいる。生物が多様で、喰う・喰われる関係がちゃんと存在しているから、これでバランスがとれているのだろうと想像できる。
別の農家さん曰く、普通農家は自分の農地に人が入るのを嫌がるそうだ。それはそうだろう。商品価値がなくなってしまうおそれが十分にあり、反対の立場なら子どもがいる私だって嫌だ。子どもに入っていいよと言ってくださる、とても貴重な農家さんだと分かってお邪魔したのだが、実際子どもと自然体験をしてみて、その農家さんの思いがひしひしと伝わってきた。
子どもたちは農園に着くなり、タモや虫籠を持ち、あちこち勝手に走り始めた。まずお話を伺ってから、と思っていた親たちをよそに、勝手に遊び始め、特に男の子はそわそわしてしまって、話どころではない。池のおたまじゃくしの量が半端なく、真っ黒いものがウジャウジャうごめくから、親も子も奇声をあげて驚いたり、水の中に入って「始めてつかまた!」と喜んだり、もう楽しくて楽しくて仕方がない。カエルを手でギュッとにぎり、周りの子から「かわいそう」と指摘され、「あっ、そっか」と力を緩めて「ごめんね」と謝ったり。放し飼いのニワトリに追いかけられ、足をつんつん突つかれて、怖くて転んで泣けてきたり。日常ではなかなかできない体験をさせてもらった。この放し飼いのニワトリ君、実は鶏舎に入れられないニワトリとのこと。体は大きく立派なニワトリだが、鶏舎に入れると他のニワトリにいじめられて全くごはんが食べられなくて痩せていくので、見かねて外に出してやったら、イキイキして元気になったそうだ。このニワトリ君が追いかけくるということは、「僕の陣地に入って来るな」というサインらしい。その話を聞いた子どもたちは追いかけてくるニワトリが悪いわけではなく、後から入ってきた自分たちが悪いのだと気づき、「邪魔してごめんね」と語りかけていた。そこらへんに生えている草がニワトリの大好物だと教えてもらった子どもたちは一斉に草を採りに行き、鶏舎の外からニワトリに与えると、ニワトリたちはすごい勢いでついばみ始める。それを子どもは「私人気者なの」と表現し、いやいや草が好きなだけなんじゃないの?と思ったが、子どもたちはニワトリと直接心の交流を始め、あっちでもこっちでも虫や動物と打ち解け、思いやる様子が手に取るように分かった。
子どもたちは大人より嗅覚も味覚も敏感で、「ニワトリもヤギも臭くない」という。そして食べられる野草を教えてもらい摘んで、天ぷらにして食べたら、普段そんなに野菜を食べない子どもがパクパク。「たんぽぽの天ぷらおいしいね」「ヨモギはもっとおいしいよ」といろいろ飛び交っていた。そして鶏と野菜のスープ。昨日まで鶏舎で生きていた2歳くらいの鶏を選んで絞め、解体して、今日スープになった話を聞いた。子どもたちは気持ち悪がるかと思ったら、毛皮と内臓以外のもの、つまり目玉も頭も骨も何もかも入ったスープを飲み、「こんなおいしいものは初めて!」と言って10杯も食べた子がいた。命をいただくという経験が少しできた気がした。
鶏舎や山羊小屋が臭わなかった理由は、抗生物質を使っていないからだそうだ。抗生物質を使うと腸内細菌のバランスが崩れ、たちまち臭くなるそうで、人間も同じなのだろうねという話に発展し、安易に薬や病院に頼ってしまう自分たちの考え方にも一石を投じられることになった。そして、ニワトリ君。居場所を変えてやるだけで、勝手にイキイキ成長していくのだったら、自分の子どもがそんな境遇に置かれたなら、別の居場所を見つけてやろうと思えてくる。
後日談だが、散歩中「このたんぽぽおいしそう、天ぷらにしよう」と子どもに言われ、散歩の風景が変わったと、友人が言っていた。うちでも変化があった。5才の末っ子は、あの日から緑の野菜が食べられるようになった。それまでは、緑の野菜は見ただけで嫌がっていた。それはおそらく生まれて初めて食べた青いものが、青臭かったためだろう。一種の防衛反応みたいなもので仕方ない、時が来るのを待とうと思っていたが、この体験で、一気にその嫌な思い出が塗り替えられたようで、親としてはありがたかった。そして、11才の次男もこの日から天ぷらが大好きになり、外食に行っても、洋食ではなく、天ぷらのある和食店を選ぶようになった。なるべく和食がいいと思っている私としては、嬉しい変化である。
2回お邪魔したことで、オタマジャクシがカエルに変わっていたことも見ることができた。畑のようだった所に水が入り、稲が植えられた田んぼに変わっていたことにも気づけた。おそらく何回も行くことで、子どもたちは季節の変化を感じ取り、五感を磨いていくことになるのだろう。田舎なら当たり前の風景だが、残念なことに都会にはまったくこんな風景も音も匂いもない。ビルやネオンばかりの風景に、車の音に、排気ガス。1年中ほぼ同じ風景に寒いか暑いかの違いくらい。私は子どもたちが遊びを作り出す姿に感動したが、田舎の子の遊び方はこんなものじゃないらしい。もっと野生的で、泥だらけになって遊ぶらしいから、子どもたちの中にはまだまだ遊びが広がる可能性を秘めている。
こんな体験をさせてくださった農家さんに感謝だか、農家さんの目的はここにあるという。この体験をした子どもの心には、今日の体験が何らかの形で残り、それが心の原風景となり、大人になった時に世の中の間違いに気付くようになると。自然の中で小さな命を体験した人が将来、社会のトップに立ったならば、きっと良い社会ができると。そういう思いで、農産物が少々減収になっても、子どもを農園に受け入れているそうだ。そして、親と子がセットで体験することもポイントで、子どもの変化を感じると、親も意識が変わり、生活に少しでも自然を取り入れるようになったら、今の世の中も変わると。私もやっぱり影響を受け、去年は枝豆だけだったが、今年はベランダでトマト、ミニトマト、きゅうり、ナス、ピーマン、ニラ、シソ、バジルを一株ずつ子どもと一緒に作っている。
子どもたちは毎日様子を見て、「まだ採ってだめ?」と毎日聞く。収穫できると、今まで嫌っていたくせに、おいしいと言って食べる。時々カラスに持って行かれる事もあって、「だから早く採ろうって言ったのに」と怒りながらも、「鳥さんはよく知っているね」という話にもなる。味自体はやっぱりプロが作った野菜の方がおいしいとは思うが、子どもたちは自分で育てたものが殊のほかおいしいと感じるらしく、見てくれは悪くても嬉しそうにおいしそうに食べている。

今回、都会に住む人間も何かできないかと思い、農産物やジャムや漬物の加工品を買わせてもらった。これがとってもおいしくて、結局私たちが得したばっかりで、農家さんには申し訳なかった気もしたが、都会の人間が恩返しできるとすれば、やっぱり買うという事か、労働くらいしかないと思う。
都会の人間にとってこのような体験は、お金には換算できない貴重な体験である。何か人間の根っこの部分を揺さぶられるような体験であり、言葉にすることは難しいが、とても大切なことを思い出させてもらえる体験である。子ども達のキラキラした反応を目の当たりにすると、自然の力、農業の持つ教育力、感性を育てる力はすごいと思う。この体験は大自然の中でもおそらくできるだろう。しかし都会の人間が大自然の中に行っても、食べるという体験がなかなか難しい。そもそも何が食べられるものかも、調理方法も知らない親にとっては、農園で教えてもらいながら食体験ができることはありがたい。
この活動は農家さんにとっては他人の子どもに対する活動であり、結果が出るのはその場ではない。効果があるのかないのかも確かめようがない。農業の持つ教育力を信じられなければ、続けていけないだろう。地道な活動で、30~40年先、へたすると100年先を見据えた活動になり、親も目先のことだけではない子どもの将来や、孫の世代までも視野に入れた活動だと理解する必要がある。
このような農産物を作ることだけではない農の力、農の教育力を活用出来たら、都会の人も田舎の人も、みんなが幸せになる気がする。都会と田舎がつながって、お互いができることをして、いい関係を結んで、都会の人がどうやってできたものかを想像しながら食卓を囲むようになれば、野菜をただのものとして扱うことはなくなるのかもしれない。工業製品のように作られたきれいで安いものを欲しいと思わなくなるかもしれない。むしろ、きれいなもの、極端に安いものには裏があるんじゃないかと、五感が拒否するようになるかもしれない。他のものの命をいただくこと、「いただきます」の本当の意味が理解できるようになるかもしれない。生かされている自分を感じることができるかもしれない。結局、どんなに文明が進んでも、人間にとって本当に大切なことは変わらず、その大切なことが自然や有機農業の中には詰まっている気がする。時々、都会の人間がわざわざ田舎に足を運んで、まねごとでもいいから田舎を味わい、自然を感じ、美味しい農産物に触れることはやっぱり必要なことだと思う。幸い、生活クラブでは生産者さんの農園などに伺い体験させてもらえる企画がある。私も時々お邪魔させてもらっているが、これを利用しない手はない。一度行ってみませんか?
      
平成268月    稲川


名古屋生活クラブ

  〒452-0802 名古屋市西区比良2-120 フリーダイアル:0120-72-0251
TEL:052-501-0251 FAX:052-503-0967 e-mail: nsc@athena.ocn.ne.jp >>会社概要はコチラ